今回（平成8年度）の調査で入手した資料として“Port of South Africa”がある。この資料は南アフリカ共和国の主要な港湾の要覧で、Richard Bay（リチャードベイ）、Durban（ダーバン）、East London（イーストロンドン）、Port Elizabeth（ポートエリザベス）、Mossel Bay（モセルベイ）、Cape Towm（ケープタウン）、Saldanha（サルダニア）及びこれらの内にあるコンテナ・ターミナルについて、それぞれ次の項目の概要を述べている。
1）港湾監督者電話番号簿（Port Directory）、2）港湾紹介（Introduction）、3）港湾の利用限度（最大能力）（Port Limitation）、4）港湾のサービス種類（Services）、5）各種施設（Faci−lity）6）港湾作業（0perations）、7）港湾諸規則・諸料金（Port Regulation and Tariffs）、8）有用な住所録（Useful Addresses）これらは主として商船を対象としており、また、その内容は膨大なので、ここでは対象とする漁船に関連のある港と思われるケープタウン（Cape Town）について、その一部を抜粋し仮訳として記載すると共に各港のUseful Addresses（有用住所録）をリストとした。
